2020.11.20
フリーランスを目指すならまず考えたい2つのこと・「働き方」と「目標」について
サロンに所属している方の中には、いつか自分のサロンを持ちたい、独立したいと考えている方は多いと思います。
コロナの影響で働き方について考えを改めた方もおそらく多いですよね。
そこで、独立したいと思ったら、まず考えるべき2つのことについてお話してみようと思います。
1、どんな働き方をしたいか?を想像してみましょう
独立という働き方には、まずいくつかの選択肢があります。
この業界での「独立」とは、何らかの技術を持っている施術者が所属から離れてフリーランスの立場になる、ということなので、
たとえば働き方にはこんな選択肢があります。
1、自分で集客し、出張、自宅、レンタルスペースなどで施術する
2、いくつかのサロンに業務委託で籍を置きつつ、フリーでも仕事を受ける
3、店舗用物件を借りて、お店を出す
一般的に多いのは1と2の中間で、サロンに所属しながらも月1、週1などで個人のお客様を受け、ちょっとずつ独立するケースです。
まずは自分の周りから集客し始め、紹介などで顧客を増やしていくパターンですね。
サロンに所属しつつ、となると、サロンの勤務後や休日をその時間に充てることになるので、プライベートとのバランスをよく考えなくてはいけません。
もちろん、「独立したい」という夢のためにちょっと頑張ることは必要なのですが、休息ゼロで仕事ばかりになってしまうと、心も身体もパワーが必要なこの業界の仕事は続きませんよね。
そこで、どんな働き方をしたいか想像できたら、次にまずは小さな目標を具体的な計画にしてみることがおすすめです。
2、自分なりの「目標」を立てましょう
小さな目標を計画にする、とは…例えば、
・「週1」「月1」「毎週〇曜日」など、自分にとって無理のないペースをしっかり決め、その範囲内で活動してみる。
・「今月の目標〇名」など、1か月のフリーで施術するお客様の人数を決めて新規集客やリピート営業をかける。
これであれば、少しずつ無理のない行動から始められそうですよね。
最初は月1回、月1人限定、でも良いと思います。
小さな目標を立てる時は、「達成できる目標」を考えることが大切です。
確実に100%達成して、サービスの質やリピート率を高めることに力を注ぎたいですね。
目標を作る時は、具体的な数値のシミュレーションをしましょう
この業界の施術者の中には数字に苦手意識のある方が多い気がしますが、
独立の夢を現実にするために必ず必要なのが「数値計画」です。
数値計画とはいわゆる「事業計画」のことで、最初の開業資金から始まって、赤字がなくなり自分の給料も取れて、しっかり軌道に乗るまでの売上計画のことです。
ですがここでは独立を目指して最初のスタート地点での話をしていますので、そこまで大げさでなくても大丈夫です。
最初はサロンに所属しながら副業的な始まりが多いと思いますので、
さきほどの「小さな目標」で月間どれくらいの売上が見込めそうかを簡単なExcelシートなどで作ってみるのがおすすめです。
具体的には、まず「目標にしたい自分の1か月の収入」を考えてみてください。
「今のサロンで得られる収入」+「副業で得られそうな収入」
が「目標にしたい自分の1か月の給料」に到達するまでに、1か月何人のお客様を次の月に何件リピートさせて、何ヵ月続ければいくらになって…
というシミュレーションぐらいであれば、
Excelが苦手でも、使い方をGoogle検索しながら頑張れそうですよね。
第一、独立を考えるとなると店長クラスの方も多いと思いますので、売上のExcel入力ぐらいは経験がありますよね。
こうしていくと、月1人から始めたとしても、どれくらいのリピート率なら、顧客〇人・売上げ〇円になるまでに何ヵ月、という答えが導き出せると思います。
すると自ずと、自分が完全にフリーになるならどれくらいの収入が必要なのか?それには何人のお客様が必要なのか?
というところから、独立の目処が現実的になってくると思います。
いかがでしょうか?
これなら、具体的な活動の日数や集客数、目標の売上を明確にした上で無理なく現実的なスタートが出来そうです。
自分の働き方を変えるとなるとたくさんのことを考えなければならず簡単ではない気がしてきますが、考えるべきことを絞ってみると、意外と具体的に必要なことがみえてきます。
これから独立したい方はまず、
1、「働き方」について自分のやりたいこと、できることを想像してみる
2、小さな目標を立て、具体的な数値のシミュレーションをする
この2つについて考えてみることがオススメです。
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